両面研磨簡易洗浄バスケット
レーザー
曲げ
溶接
更新日 : 2023年4月1日
こちらは、簡易的な洗浄バスケットの板金加工サンプルです。 パンチング加工、曲げ、溶接、仕上げといった一連の工程を通じて、洗浄性と強度の両立を目指した構造になっています。
サンプル情報
カテゴリ | 材質 | 板厚 | 製作図面 |
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ステンレス | SUS304 #400(両面) | 1.5 mm |
オンライン見積もり
材質 : | SUS304 #400(両面) |
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必要数 : | |
まず、レーザー加工で展開形状を切り出し、側面や底面に多数の水抜き用の穴を開けます。
バリ(切断時に出るわずかな出っ張り)はほとんど発生せず、後処理の手間も少なく仕上がっています。
次に、ベンダーを使って曲げ加工を行います。
パンチングによって開口が多くなると、板がわずかに反ったり、歪みや隙間が生じることがあるため、この工程では特に注意が必要です。
最後に、角部分をレーザー溶接で接合します。
開口による歪みや隙間がわずかに残っていた箇所も、レーザーならではの熱影響の少ない溶接でしっかりとつなぎ合わせます。
その後、バフ研磨によって接合部の段差や溶け込み跡を滑らかに整え、全体のフォルムが自然につながるように仕上げています。
外観にも配慮した、見た目と機能性を両立したサンプルです。