半導体装置パネル
レーザー
曲げ
タップ
ザグリ
アルマイト
更新日 : 2023年4月4日
こちらは、半導体装置に使用されるパネルを想定した板金加工のサンプルです。
レーザーによる切り出しから、タップ加工・皿ザグリ・曲げ・表面処理までを一貫して行い、機能性と見た目の両立を意識した仕上がりになっています。
ベンダーで曲げ加工し、最後に黒アルマイト処理で表面を仕上げています。
サンプル情報
カテゴリ | 材質 | 板厚 | 製作図面 |
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アルミ | A5052 | 1.5 mm |
オンライン見積もり
材質 : | A5052 |
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必要数 : | |
まず、レーザー加工で展開形状を作成します。
小径の丸穴やカギ穴、スリットなど、細かなディテールにも対応しており、寸法精度を保ちながら複雑な形状の加工が可能です。
続いて、ボール盤によるタップ加工と皿ザグリを行います。
その後、ベンダーで曲げ加工を実施。
位置ずれや押しキズを防ぐため、段取りや順序にも配慮しながら進めています。
今回の形状では、曲げが内側へ入り込む構造となっているため、展開段階であらかじめスリットを加工しておき、曲げ時の変形や割れを防止しています。
このような配慮により、仕上がり精度と作業性の両方を確保しています。
最終工程では、黒アルマイト処理を施して表面を仕上げます。
酸化皮膜によって耐久性が高まり、マットな質感と黒色の引き締まった外観が加わることで、見た目にも機能面にも優れたパネルサンプルが完成します。