ナット溶接取り付けブラケット
レーザー
曲げ
溶接
タップ
更新日 : 2023年4月12日
板材をレーザーで展開形状に加工し、ボール盤でネジ穴を開けた後、曲げ加工とナット溶接を行った取り付けブラケットです。 ナットを溶接することで、ねじ込み時の安定性と取付け強度が向上しています。
サンプル情報
カテゴリ | 材質 | 板厚 | 製作図面 |
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ステンレス | SUS304 2B | 3.0 mm |
オンライン見積もり
材質 : | SUS304 2B |
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必要数 : | |
レーザー加工機で展開形状を板材から切り出します。
ナット溶接用の下穴もこの段階で加工しておくことで、後工程がスムーズになります。
タップ加工は曲げ前のフラットな状態で行います。
曲がった状態でのタップ作業の難しさを避けることができ、ネジの精度も安定します。
加工後、ベンダーを使って図面通りに曲げていきます。
最後にナットを所定の位置に溶接します。
ナットの溶接によって取付け時の保持力が高まり、しっかりと固定できるブラケットに仕上がります。
このようなブラケットは、装置のカバーやフレーム、筐体の固定部など、頻繁に着脱する部品の取付けに使われることが多く、耐久性と信頼性が求められる場面に適しています。
また、素材にはステンレスを使用しているため、メッキや塗装を施さなくても耐食性があり、そのまま長く使用することができます。