リブ付きブラケット(ニッケルメッキ)
レーザー
溶接
メッキ
更新日 : 2023年4月11日
板材をレーザーで加工し、半自動溶接で組み立てたブラケットです。
リブを追加することで薄板でもしっかりした強度を確保し、取り付け穴は長穴加工で調整しやすくしています。
最後にニッケルメッキを施し、見た目と耐食性の両方を高めました。
サンプル情報
カテゴリ | 材質 | 板厚 | 製作図面 |
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鉄 | SS400 酸洗 | 9.0 mm |
オンライン見積もり
材質 : | SS400 酸洗 |
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必要数 : | |
酸洗鋼板をレーザーで加工し、各部品を作成します。
酸洗材は酸化皮膜が少ないため、後工程のメッキ処理との相性が良く、前処理工程を簡略化できます。
各部品は半自動溶接で組み立てていきます。
取り付け穴の近くはスパッタ(溶接時の飛散物)が付着しやすいため、仕上がりを意識して丁寧に作業しています。
強度が求められる部品を想定し、接合部には開先を設けて強度を高め、ビードはきれいに仕上げて平滑にしています。
仕上げには光沢のあるニッケルメッキを施し、見た目の美しさと耐食性を両立させています。
このようなブラケットは、機械の補強部品や筐体の固定金具、設備の支持部など、構造強度と仕上がりの両方が求められる場面で使用されます。
また、メッキは塗装に比べて皮膜が薄く、寸法の変化が少ないため、ボルト穴周辺や精度が必要な部分に向いています。
一方で塗装は、コストを抑えつつ広い面を保護したい場合や、色の指定がある用途で使われることが多いです。
用途や性能に応じて、ニッケル・亜鉛・クロムなど各種メッキにも対応可能です。